まみ‐じろ【眉白】
ヒタキ科ジツグミ属の鳥。全長23センチくらい。雄は全身黒色で眉斑(びはん)が白い。雌は上面が褐色、下面に淡褐色の斑がある。日本では夏鳥で、山地の林で繁殖し、冬に南アジアへ渡る。まゆしろ。《季 夏》
まみちゃ‐じない【眉茶】
《「しない」は大形のツグミ類の古名》ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長22センチくらい。上面は暗緑褐色で、腹と眉斑(びはん)が白く、雄は頭部が灰黒色。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥。
まめ‐ぞうむし【豆象虫】
甲虫目マメゾウムシ科の昆虫の総称。体長は5ミリくらいで卵形をし、赤褐色から黒色。乾いた豆に産卵し、幼虫は内部に食い入る。アズキゾウムシ・インゲンゾウムシ・エンドウゾウムシなど。
まめ‐ぞめ【豆染(め)】
青黒色の染め色。
まめ‐はんみょう【豆斑猫】
ツチハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は細く、黒色で、頭部は赤色。前翅(まえばね)に灰白色の縦のすじがある。大豆・ナス・ジャガイモなどの害虫。幼虫はバッタ類の卵塊を食べる。成虫には人の皮...
みいでら‐ごみむし【三井寺歩行虫】
ホソクビゴミムシ科の昆虫。体長約1.5センチで、黄褐色の地に黒色紋がある。湿った石の下や草むらにすみ、雑食性。捕まえると肛門(こうもん)から淡黄色のガスを出す。へっぴりむし。三井寺はんみょう。
みかど‐あげは【帝揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張7センチくらい。翅は黒色地に淡い青色ないし黄色の縦帯があり、その外方や内方にも斑点列がある。日本南部に分布し、高知市のものは特別天然記念物。幼虫はオガタマ...
みすじ‐ちょう【三条蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約6.5センチ。翅は黒色の地に3本の白斑列がある。5、6月ごろ山地にみられ、樹上を高く飛ぶことが多い。幼虫はカエデ類の葉を食べる。
みず‐あぶ【水虻】
1 ミズアブ科の昆虫。体長約1.5センチ。体は黒色で太く、胸に銀毛があり、腹部両側に黄斑がある。幼虫は水生で、呼吸のための長い尾をもつ。 2 双翅(そうし)目ミズアブ科の昆虫の総称。体は幅広く扁...
みず‐むし【水虫】
1 白癬菌(はくせんきん)などの皮膚糸状菌が足の指の間や足の裏に感染して起こる皮膚の病気。小水疱(すいほう)ができたり、皮膚が白くふやけてむけたり、ただれたりし、かゆみが強い。汗疱状(かんぽうじ...