こくいん‐じょう【黒印状】
黒印を押してある文書。朱印より略式とされた。江戸時代には朱印は将軍に限られ、諸大名は黒印を用いた。
こくいん‐ち【黒印地】
江戸時代、大名が寺社などに黒印状を発行して、その領地であることを認めた土地。
こく‐う【黒雨】
空を暗くするばかりに降る大雨。
こく‐うん【黒雲】
「くろくも(黒雲)」に同じ。
こく‐え【黒衣】
「こくい(黒衣)」に同じ。
こく‐えい【黒影】
黒いかげ。また、遠方や暗い中にあって黒く見えるもの。「怪しい人影の行手に当って又他の—が現れた」〈宮本・貧しき人々の群〉
こく‐えき【黒液】
製紙用パルプの製造時に発生する黒色の廃液。木材をアルカリ処理したあとに生じ、セルロースを多く含む。カーボンニュートラルのバイオマス燃料として再利用が可能。
こくえ‐ごめん【黒衣御免】
室町時代、幕府が、出家した武士に墨染めの衣の着用を許可したこと。
こくえ‐の‐さいしょう【黒衣の宰相】
「こくいのさいしょう(黒衣の宰相)」に同じ。
こく‐えん【黒煙/黒烟】
黒い煙。くろけむり。