くらいひ【暗い日】
《原題、(オランダ)De Sombere Dag》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦118センチ、横163センチ。黒雲に覆われた早春の空の下、薪用の木の枝を刈る農民の姿が描かれる。ウィーン美術史美...
暗(くら)がりから牛(うし)を引(ひ)き出(だ)す
《暗い所に黒い牛がいると何が何やらはっきりしないところから》物の区別がつかないたとえ。また、動作が鈍重で、はきはきしないたとえ。暗闇から牛を引き出す。
クラドスポリウム【Cladosporium】
俗にクロカビと呼ばれる好湿性の真菌。土壌などの自然環境に広く分布する。浴室や結露した壁・窓枠など住居内のさまざまな場所で繁殖し、暗緑色から黒色のコロニーをつくる。衣類・食品・紙などにも発生し、胞...
クラフティ【(フランス)clafouti】
フランス、リムーザン地域の家庭でよく作る菓子。黒サクランボウなどの果物を敷き詰めた上に、クレープ生地を流して焼き、砂糖をふりかける。
くらやみ‐まつり【暗闇祭(り)】
深夜、暗黒の中で行われる祭り。東京都府中市の大国魂(おおくにたま)神社の例大祭、京都府宇治市の県(あがた)神社の祭りなどが有名。《季 夏》
クラースナヤ‐ポリャーナ【Krasnaya Polyana/Красная Поляна】
ロシア連邦南西部、クラスノダール地方の町。黒海東岸の保養都市ソチの東約40キロメートル、カフカス山脈の西端部に位置する。標高600メートル。同国有数のスキーリゾートであり、2014年冬季オリンピ...
くり【涅/皂】
1 水底によどむ黒い土。黒色の染料に使用される。「金(こがね)の—に黒まず、蓮(はちす)の水にそまぬが如くなり」〈沙石集・二〉 2 涅色(くりいろ)のこと。「—にすれども黒まざるの理なり」〈風流...
くり‐いろ【涅色/皂色】
染め色の名。黒色。または、黒色に褐色のまじった色。くり。
くりから‐りゅうおう【倶利迦羅竜王】
不動明王の化身としての竜王。形像は、岩上で火炎に包まれた黒竜が剣に巻きついて、それをのもうとするさまに表される。剣は外道(げどう)の智、竜は不動明王の智を表したものという。倶利迦羅明王。倶利迦羅...
くりかわ‐ちゃ【栗皮茶】
栗の実の皮のような赤黒い色。栗皮。