あら【𩺊】
1 スズキ科の海水魚。全長約1メートル。体色は紫がかった灰色。北海道以南の日本各地、および中国・フィリピンのやや深海にすむ。冬に美味。おきすずき。 2 海水魚ハタの別名。
いさか・う【𠮟ふ】
[動ハ四]しかりつける。「客人(まらうど)の前には、犬をだにも—・ふまじとこそ文にも見えたれ」〈十訓抄・七〉
い‐ざる【𥫱/篅】
竹を編んで作った器。ざる。〈新撰字鏡〉
いちび【𦯶麻/青麻】
アオイ科の一年草。高さ約1.5メートル。心臓形の葉が互生する。夏から秋に、黄色い5弁花を開く。茎の皮から繊維をとり、綱や粗布、畳表の糸などに使う。インドの原産。きりあさ。
いちび‐がら【𦯶麻稈】
イチビの茎の外皮を取り去ったもの。焼いて炭にし、火持ちがいいので火口(ほくち)を作る。ほくちから。
いちび‐はばき【𦯶麻脛巾】
イチビの皮を編んで作った脛巾。昔、衛府の随身(ずいじん)・舞人などが用いた。
かいろ・ぐ【𦨖ぐ】
[動ガ四]揺れ動く。揺らぐ。「秋の野のおしなべたるをかしさは薄こそあれ。…風になびきて—・ぎ立てる」〈枕・六七〉
かち‐の‐やまい【𤸎の病】
「消渇(しょうかち)1」に同じ。
かわ‐げら【川螻蛄/襀翅/𧐐】
1 カワゲラ目カワゲラ科の昆虫。体長1.4〜1.8センチ。 2 カワゲラ目の昆虫の総称。体長1〜3センチ。体は平たく、多くは黄褐色の斑紋があり、尾毛を2本もつ。翅(はね)は膜質で幅広く、川岸をひ...
かわら【航/𦨞】
和船の船首から船尾に通す長く厚い板材。