いち‐もん【一文】
1 銅貨の穴あき銭1枚。銭1枚。→文(もん) 2 わずかな金。ほんのちょっとの金。転じて、安っぽいものの意。「—の値うちもない」 3 一つの文字。「—不通ノ者」〈日葡〉
いち‐もん【一門】
1 同じ家系、または、同じ家族の人々。一族。一家。「藤原—」 2 仏教などで同じ宗派の人々。「天台—」 3 学問・武道・芸能などで、同じ師匠や指導者をいただく人々。「芭蕉—」 4 特に大相撲の世...
いちもん‐いちじ【一文一字】
「一字3」に同じ。
いちもん‐いっとう【一問一答】
[名](スル)一つの質問に対して一つの答えをすること。転じて、質問と返答とをかわるがわる行うこと。「声明を出したあと、報道陣と—する」
いちもん‐おしみ【一文惜しみ】
わずかの金品を惜しむこと。けちんぼ。
一文(いちもん)惜(お)しみの百損(ひゃくぞん)
わずかばかりの金銭を惜しんで、あとで大損をすることに気づかないこと。一文惜しみの百知らず。
いちもん‐かい【一門会】
大相撲で、各一門に所属する部屋の親方の会。また、有名な落語家の弟子達の会。「二所ノ関—」「円楽—」
いちもん‐がし【一文菓子】
安い菓子。駄菓子。
いちもん‐きなか【一文半銭】
「いちもんはんせん(一文半銭)」に同じ。→半銭(きなか)「いい出しちゃア、—まけひきはありゃせん」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
いちもん‐はんせん【一文半銭】
1文と半銭。わずかの金額。いちもんきなか。