し‐じつ【四実】
律詩の前聯(ぜんれん)と後聯(こうれん)との4句において、具体的な事物(景物)を述べているもの。⇔四虚(しきょ)。
し‐じゅう【四十】
1 10の4倍の数。よんじゅう。 2 40歳。よそじ。
し‐じゅう【四獣】
1 四つのけもの。虎(とら)・豹(ひょう)・熊(くま)・羆(ひぐま)をいう。 2 「四神(しじん)」に同じ。
し‐じゅう【四重】
1 四つ重なること。また、四つ重ねたもの。 2 《「四重禁」「四重罪」の略》仏語。4種の重罪。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫・妄語。
しじゅう‐うで【四十腕】
40歳ごろに、腕が痛んだり上がらなくなったりすること。しじゅうかいな。
しじゅう‐かいな【四十腕】
「四十肩」に同じ。
しじゅう‐かた【四十肩】
40歳ごろに、肩の関節が痛んで腕の動きが悪くなってくること。医学的には五十肩とともに肩関節周囲炎(凍結肩)と総称される。五十腕。四十腕(うで)。四十腕(かいな)。
しじゅう‐から【四十雀】
スズメ目シジュウカラ科の鳥。全長約15センチ。頭が黒く、ほおが白い。背は暗緑色で、白い腹に黒い太線がある。平地・山地の林にみられ、都会の公園にもすむ。《季 夏》「老の名の有りとも知らで—/芭蕉」
しじゅうから‐がん【四十雀雁】
カナダガンの亜種。全長約70センチ。シジュウカラのようにほおが白い。冬、日本へ多数が渡ってきていたが、近年はまれ。ほおじろがん。《季 秋》
しじゅう‐きょく【四重極】
向きが反対の双極子がわずかな距離を隔てて対になったもの。電気双極子の対は電気四極子、磁気双極子の対は磁気四極子とよぶ。また、質量分布が四重極であり、かつ回転や振動などの時間変化を伴う場合、重力波...