しじゅうく‐いん【四十九院】
1 弥勒菩薩(みろくぼさつ)のいる兜率天(とそつてん)の内院にある49の宮殿。 2 行基が畿内に建てたという49の寺院。 3 平安時代、一つの寺院の境内に設けた49堂宇。 4 鎌倉時代以後、墳墓...
しじゅうく‐にち【四十九日】
1 人の死後、49日間。今生(こんじょう)の死と来世の生との中間の期間。中陰。 2 人の死後、49日目。また、その日に行う法要。七七日(なななぬか・しちしちにち)。
しじゅうく‐もち【四十九餅】
四十九日の中有の日につく49個の餅。仏前に供えたり、寺へ贈ったりする。地方によって、葬送の日に作り、四十九日に食べるところもある。
しじゅう‐くらがり【四十暗がり】
40歳ごろに、自然に視力が衰えてくること。四十ぐらみ。
しじゅうしち‐し【四十七士】
47人の赤穂義士(あこうぎし)の称。
しじゅうしちにんのしかく【四十七人の刺客】
池宮彰一郎の歴史小説。平成4年(1992)刊行。著者のデビュー作で、第12回新田次郎文学賞を受賞。「仮名手本忠臣蔵」を新たな視点から描いた作品。平成6年(1994)、市川崑監督により映画化。
しじゅう‐しまだ【四十島田】
女性が40歳ごろになっても、まだ島田髷(しまだまげ)を結うこと。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十振袖(ふりそで)
しじゅう‐しょう【四重唱】
四人の歌手による重唱。カルテット。
しじゅう‐そう【四重奏】
四つの独奏楽器による重奏。弦楽四重奏など。カルテット。
四十(しじゅう)にして惑(まど)わず
《「論語」為政から》人は40歳になれば、道理を知って迷わない。→不惑(ふわく)