しじゅうにしょうきょう【四十二章経】
原始経典。1巻。後漢の迦葉摩騰(かしょうまとう)と竺法蘭(じくほうらん)の共訳。仏教倫理を42章に分けて、教訓的に説いたもの。中国に伝わった最初の経典とされるが、疑経(ぎきょう)ともいわれる。異...
しじゅうに‐の‐ふたつご【四十二の二つ子】
数え年で、男子の42歳は大厄とされ、父親がその年齢のときに2歳になる男児。親を殺すといい、仮に捨てて他人に拾ってもらう風習があった。
しじゅう‐の‐が【四十の賀】
算賀の一。40歳になった祝い。よそじのが。
しじゅうはち‐がん【四十八願】
阿弥陀仏が法蔵比丘のとき、衆生を救うために立てたという48の誓願。
しじゅうはち‐きょうかい【四十八軽戒】
梵網(ぼんもう)経に説かれる菩薩(ぼさつ)戒のうち、10の重い戒に対して、比較的軽い罪を戒めた48の戒。
しじゅうはち‐や【四十八夜】
阿弥陀仏の四十八願にちなんで、48日間の夜に限って行う念仏、または経の講説。
しじゅうはっ‐たか【四十八鷹】
1 《タカの種類が48あるといわれたところから》あらゆる種類のタカ。 2 それぞれの役の者がすっかりそろっていること。
しじゅうはっ‐て【四十八手】
1 相撲で勝負をきめる技の総称。古法では、頭による反り、手による捻(ひね)り、腰による投げ、足による掛けの四手に、それぞれ12種の変化があるとする。現在、日本相撲協会は、82種を決まり手と定めて...
四十八手(しじゅうはって)の裏表(うらおもて)
1 相撲の四十八手には、それぞれ裏と表の変化があること。 2 ありとあらゆる駆け引きや秘術。
しじゅう‐ふりそで【四十振袖】
女性が40歳ごろになっても、まだ振袖を着ること。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十島田(しまだ)