むつ‐どき【六つ時】
「六つ3」に同じ。「明朝正—、御前において立ち合へと」〈浄・伊賀越〉
むつ‐の‐お【六つの緒】
《弦が6本あるところから》和琴(わごん)の異称。
むつ‐の‐ちまた【六つの巷】
「六道(ろくどう)」に同じ。「待てしばし子を思ふ闇に迷ふらん—の道しるべせん」〈太平記・六〉
むつ‐の‐はな【六つの花】
雪の異称。6弁の花のように結晶するところからいう。「おしなべて草木にかはる色もなし誰かは—と見るらん」〈廻国雑記〉
むつ‐の‐みち【六つの道】
「六道(ろくどう)」に同じ。「わが頼む七の社(=日吉七社)のゆふだすきかけても—に帰すな」〈新古今・神祇〉
むつら‐ぼし【六連星】
昴(すばる)の異称。肉眼では6個の星に見えるところからの名。
むつれ‐じま【六連島】
山口県下関市南部、響灘(ひびきなだ)にある島。関門海峡の西口に位置し、航路の要所。雲母玄武岩があり、天然記念物。
むゆ‐か【六日】
「むいか」に同じ。「帝(みかど)かくれさせ給ひて—といふに」〈今鏡・一〉
む‐りょう【六糸緞】
中国から渡来した繻子(しゅす)。普通の繻子に比べて縦糸が粗く、光沢が劣る。
りく【六】
⇒ろく