エフィラ【ephyra】
鉢(はち)クラゲ類の幼生。プラヌラ幼生を経て生じたポリプに横のくびれができ、分離して泳ぎ出したもの。体は平たい花びら状で、やがてクラゲとなる。
エフェソス【Ephesos/Έφεσος】
小アジアのエーゲ海岸にあった古代ギリシャの植民都市。現在のトルコ西部の町セルチュク近郊に位置する。のちローマの支配下となるが、紀元前7世紀から紀元後6世紀にかけて栄えた。ドミティアヌス神殿、ハド...
エフェドリン【ephedrine】
アルカロイドの一。無色の結晶。劇薬で、覚醒剤の原料。漢方薬の麻黄(まおう)に含まれ、明治18年(1885)長井長義が初めて抽出。喘息(ぜんそく)の治療に用いる。化学式C10H15NO
エフェメラ【ephemera】
《短命なものの意》ポスターやちらしなど、長期の保存を前提としない印刷物。
エフェメラル【ephemeral】
1 短命なもの。はかない存在。 2 SNSで、投稿した記事が短時間で自動的に削除されるアプリまたは機能。
エフェメリス【ephemeris】
1 天体暦。 2 衛星測位システムにおいて、測位衛星が送信する詳細な軌道情報。各衛星の正確な位置情報と時刻情報を含む。測位精度は最高1メートル程度。放送暦。→アルマナック2
エフタル【Ephtalite】
5世紀から6世紀にかけて大国家をつくり、中央アジアを支配した遊牧民族。6世紀後半、突厥(とっけつ)とササン朝ペルシアに滅ぼされた。 [補説]「嚈噠」「挹怛」とも書く。