かねみゆしょう‐じけん【カネミ油症事件】
昭和43年(1968)10月に、西日本を中心に発生した、カネミ倉庫社(福岡県北九州市)製の食用米ぬか油による食中毒事件。脱臭工程で熱媒体として用いたPCBが製品に混入し、加熱によりダイオキシンの...
かんきょう‐ホルモン【環境ホルモン】
《environmental hormone》生体内にとりこまれると、ホルモンに似た働きをする化学物質の総称。ダイオキシン・PCB・DDTなどが挙げられる。特に、生殖機能への影響が問題になってい...
シュレッダー‐ダスト【shredder dust】
廃棄された自動車や家電などの工業製品を工業用シュレッダーで粉砕し、鉄などの再利用資源を回収した後に残る、ガラス・ゴム・樹脂などの破片。従来、産業廃棄物として防水施設のない処分場に埋め立てられてき...
ストックホルム‐じょうやく【ストックホルム条約】
PCB・DDTなど、長期間にわたって分解されず、環境中に残留する有害な汚染物質(POPs)の廃絶・削減を目的とする国際条約。正式名称は、残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約。1995年に...
どじょう‐おせん【土壌汚染】
カドミウム・銅・砒素(ひそ)やPCB(ポリ塩化ビフェニル)などの有害な化学物質が土壌に蓄積し、その結果、農作物の生育や人畜の健康に悪影響を与えること。
バーゼル‐じょうやく【バーゼル条約】
《Basel Convention》1989年3月、ユネップ(国連環境計画)がスイスのバーゼルで採択した、有害廃棄物の国際移動を規制する条約。1992年5月発効。日本は平成4年(1992)に批准...
パンタイ‐チャハヤ‐ブラン【Pantai Cahaya Bulan】
マレーシア、マレー半島東岸の都市コタバルの北約10キロメートルにある海岸保養地。もとはマレー語で「情熱的な恋の海岸」と呼ばれたが、現在の「月の光の海岸」に改称。いずれも頭文字をとってPCBと呼ばれる。
ピー‐シー‐ディー‐エフ【PCDF】
《polychlorinated dibenzofuran》ポリ塩化ジベンゾフラン。ダイオキシン類の一つで、PCB(ポリ塩化ビフェニル)より毒性の強い汚染物質。
プリント‐きばん【プリント基板】
絶縁体の板の表面や内部に電気回路の配線をプリントし、その上に電子部品を取り付けた基板。プリント回路板。PCB(printed circuit board)。→基板
ポップス【POPs】
《persistent organic pollutants》環境中に長期にわたって残留する有機汚染物質の総称。PCB・DDTなど、難分解性・高蓄積性・長距離移動性・有害性をもつ物質をさす。残留...