アグニ【(梵)Agni】
古代インド神話で火の神。人間と神の媒介者で、太陽・稲妻などになって、暗黒と邪悪を滅ぼす。仏教では火天(かてん)をいう。阿耆尼(あぎに)。
アグネス‐グレー【Agnes Grey】
ブロンテの長編小説。1847年発表。教区牧師の娘が、住み込みの家庭教師(ガバネス)として働きながら成長していく姿を描く。著者の経験に基づく自伝的小説。
アニュス‐デイ【(ラテン)Agnus Dei】
《神の子羊の意》ミサ典礼の式文の一。イエス=キリストに平安を求める祈り。平和の賛歌。アグヌスデイ。→ミサ曲
エー‐ジー‐エヌ【AGN】
《active galactic nucleus》⇒活動銀河核
しつ‐にん【失認】
《(ドイツ)Agnosie》種々の感覚に異常がみられないのに、人や物を認識することができない状態。大脳皮質の障害によって起こる。
ふかち‐ろん【不可知論】
《agnosticism》哲学で、経験や現象とその背後にある超経験的なものや本体的なものとを区別し、後者の存在は認めるが認識は不可能とする説。また、後者の存在そのものも不確実とする説。