クロルデン【chlordane】
有機塩素系化合物の一。農薬・家庭用殺虫剤・家庭用白あり駆除剤などとして用いられてきたが、現在は使用禁止。
クロルピクリン【chlorpicrin】
漂白粉の懸濁液にピクリン酸を加え、蒸留して得られる無色の油状の液体。殺虫・殺菌・殺鼠(さっそ)剤、窒息・催涙性の毒ガスなどに用いる。クロロピクリン。塩化ピクリン。化学式CCl3NO2
クロルプロマジン【chlorpromazine】
精神安定薬の代表的薬物。統合失調症・躁(そう)病・神経症のほか、麻酔前投薬に用いる。
クロレラ【(ラテン)Chlorella】
淡水産のクロレラ属の緑藻の総称。単細胞からなり、球状で、クロロフィルや良質のたんぱく質を多く含む。緑色植物として最も繁殖力が強い。光合成の研究などに用いる。
クロロアミン【chloroamine】
⇒クロラミン
クロロエタン【chloroethane】
有機塩素化合物の一種。エタンの水素原子1個を塩素原子に置き換えたもの。劇物。甘い香りをもつ無色気体。かつてガソリンに添加されたテトラエチル鉛の原料として利用された。化学式C2H2Cl モノクロロ...
クロロエチレン【chloroethylene】
⇒塩化ビニル
クロロキン【chloroquine】
抗マラリア薬の一。抗炎症作用もあるのでリウマチなどにも用いられたが、視覚障害などの副作用があり、日本では昭和50年(1975)に製造・販売中止。
クロロキン‐もうまくしょう【クロロキン網膜症】
《chloroquine retinopathy》クロロキン製剤の副作用で生ずる目の障害。視野の欠損、視力低下が主な症状で失明に至る例も多い。治療法は確立していない。
クロロシス【chlorosis】
植物のクロロフィルの欠如による白化(はくか)。