出典:gooニュース
新型「デトネーションエンジン」を宇宙で実証 液体燃料では世界初
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測ロケットが14日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、衝撃波を利用した「デトネーションエンジン」による宇宙での飛行に成功した。液体燃料を用いた実証は世界初という。 JAXAによると、ロケットは14日午前11時30分に打ち上げられ、宇宙空間で約7秒間、デトネーションエンジンを使って飛行した。
衝撃波を推力に変換…デトネーションエンジン搭載の観測ロケット 液体燃料使った世界初の実験は宇宙開発の未来を拓く 14日打ち上げのS520-34号機を公開 JAXA
衝撃波を推力に変換するデトネーションエンジンを搭載。分離後に作動させ、性能を評価する。液体燃料を使った宇宙空間での実験は世界初という。 同エンジンは、推力向上やコンパクト化が期待され、海外でも研究が進む。JAXAは2021年に宇宙空間での飛行実証に初成功している。前回の燃料はガスだったが、今回はロケットでより実用的な液体を採用する。
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