マネタイゼーション【monetization】
1 貨幣を発行すること。 2 資源や資産などを現金化すること。特に、中央銀行が通貨を増発して国債を引き受けることにより、政府の財政赤字を解消すること。国の財政支出拡大とマネタイゼーションを組み合...
マネタリスト【monetarist】
通貨供給や金利操作などの金融政策の重要性を主張する経済学者。主唱者は経済学者ミルトン=フリードマンらで、マネタリストの考え方は「新貨幣数量説」とも呼ばれる。ケインズ学派とは立場を異にし、1980...
マネタリズム【monetarism】
ケインズ経済学に基づく裁量的経済政策に反対し、市場機構の作用に信頼をおき、貨幣増加率の固定化を主張する政策的立場。フリードマンに代表される。
マネタリー‐ベース【monetary base】
中央銀行が供給する通貨。市中に出回っている流通現金と中央銀行当座預金(民間金融機関の中央銀行預け金)の合計値がこれにあたる。民間金融機関の信用創造の基礎となり、その何倍かのマネーサプライを生み出...
マネー【money】
金銭。お金。また、資金。「ポケット—」「金融市場の—の流れ」
マネー‐イリュージョン【money illusion】
名目金額の動向を実質金額の動向とみなして行動すること。
マネー‐ゲーム【money game】
高金利や高配当を目当てに資金を投機的に運用すること。
マネー‐サプライ【money supply】
金融機関・中央政府以外の一般企業・個人・地方公共団体などが保有する通貨量。日本銀行から金融機関に供給される資金はマネーベースという。通貨供給量。→マネーストック [補説]郵政民営化や金融商品の多...
マネー‐ストック【money stock】
金融機関から経済全体に供給されている通貨の総量。一般企業・個人・地方公共団体・地方公営企業など、金融機関や中央政府を除く経済主体が保有する通貨量の残高。→マネーストック統計
マネーセンター‐バンク【money center bank】
全国に店舗を所有する大手金融機関。