モルタル【mortar】
セメントあるいは石灰と砂とを混ぜて水で練ったもの。壁の下地塗り・上塗りや、れんが・ブロックの目地(めじ)塗りなどに用いる。
モルタルボード【mortarboard】
上部を四角く平らに作り、その中心から房を垂らした帽子。大学の式典などでかぶる。博士帽。 [補説]左官道具の、モルタルをのせる四角い板に似ていることからの名。
モルデント【(ドイツ)Mordent】
装飾音の一。主要音から下2度の音を経てすぐ主要音へ戻るもの。漣音(れんおん)。
モルドビア【Mordoviya】
ロシア連邦にある22の共和国の一。モスクワの南東約300キロメートルに位置する。首都はサランスク。基幹民族はフィン‐ウゴル系のモルドビン人だが、ロシア化が進む。モルドバ。 [補説]旧ソ連から独立...
モルヌトロワピトン‐こくりつこうえん【モルヌトロワピトン国立公園】
《Morne Trois Pitons National Park》西インド諸島東部、小アンティル諸島中部にあるドミニカ国にある国立公園。ドミニカ島南部、首都ロゾーの北東約10キロメートルの高原...
モルネー‐ソース【mornay sauce】
西洋料理のソースの一。ベシャメルソースにチーズ、あるいはチーズと卵黄を加えたもの。主に、グラタンに用いられる。フランス国王アンリ4世の側近の名から。
モルヒネ【(オランダ)morfine】
アヘンに含まれるアルカロイドの主成分。塩酸塩が鎮痛薬として癌(がん)などの疼痛(とうつう)に用いられる。連用により習慣性になりやすく、麻薬に指定。モルフィン。
モルフィン【(ドイツ)Morphin】
⇒モルヒネ
モルフォ【(ラテン)Morpho】
鱗翅(りんし)目モルフォチョウ属の昆虫の総称。大形のチョウで、翅(はね)は幅広く、多くは金属光沢のある青色に輝く。中南米に分布。タイヨウチョウなど。
モルベフナム‐きょうかい【モルベフナム教会】
《Mor Behnam Kilisesi》トルコ南東部の都市マルディンの旧市街にあるシリア正教会の教会。5世紀に建造。12世紀に40人の殉教者が埋葬されたため、通称「四十人教会」と呼ばれる。