ナノポア【nanopore】
膜たんぱく質や人工的に合成された薄膜にある数ナノメートル程度の極小の穴。DNA(デオキシリボ核酸)を1本に分離してこの穴に通し、塩基配列を高速で解析する次世代シーケンサーで用いられる。
ナノ‐マシニング【nano machining】
ナノメートル程度という分子レベルの微細構造をつくる技術。走査型トンネル顕微鏡、原子間力顕微鏡、光ピンセット、自己組織化などの技術を応用する。→マイクロマシニング →ナノマシン →NEMS(ネムス)
ナノマシン【nanomachine】
ナノメートル程度の大きさの分子機械。たんぱく質(約10ナノメートル)やウイルス(約100ナノメートル)程度のものを指し、広義には細胞内器官や生体分子なども含む。ナノボット。ナノロボット。
ナノメートル【(フランス)nanomètre】
国際単位系(SI)の長さの単位。1ナノメートルは10億分の1(10-9)メートル、すなわち100万分の1ミリ、10オングストローム。記号nm ミリミクロン。
ナノライト【nanolite】
火山岩や火山噴出物中の石基に見られる鉱物の結晶のうち、数十ナノメートルよりも大きく、おおむね1〜2マイクロメートルよりも小さいもの。マイクロライトやウルトラナノライトとともにマグマの粘性を高める...
ナノリソグラフィー【nanolithography】
フォトリソグラフィーのうち、おおむね100ナノメートル以下の線幅による超微細な回路のパターンを描き込む技術のこと。光ではなく、電子線やイオンビームを用いる方法が広く利用されている。
ナノロボット【nanorobot】
⇒ナノマシン
ナン【NaN】
《not a number》コンピューターのプログラミング言語で数値計算をする際に、正常な演算結果が得られなかったことを示す数値表現。0(ゼロ)で除算したり、演算に∞(無限大)が含まれたりすると...
ナンガ‐パルバット【Nanga Parbat】
カシミール地方、パキスタン支配地域にあるヒマラヤ山脈西部の高峰。標高8125メートル。1895年の登高の試み以来、多くの犠牲者を出し、魔の山とよばれた。1953年にドイツ‐オーストリア隊が初登頂...
ナングロ‐アチェー‐ダルサラム【Nanggro Aceh Darussalam】
インドネシア、スマトラ島北西端の州であるアチェーの旧称。