オキシダント【oxidant】
《酸化体の意》大気中の窒素酸化物・炭化水素などが紫外線の作用で光化学変化を起こして生じた酸化性の強い物質。光化学スモッグの原因となる。オゾンのほかアクロレインやアルデヒドなどが含まれ、生物に有害。
オキシダーゼ【(ドイツ)Oxidase】
酸化還元酵素のうち、酸化反応を促進する酵素。特に、酸素を直接に水素受容体として用いるもの。酸化酵素。
オキシテトラサイクリン【oxytetracycline】
放線菌の一種から分離された抗生物質の一。苦味のある黄色結晶。グラム陽性菌・陰性菌やリケッチア、一部のウイルスに有効で、医薬・農薬・食品保存料に利用。
オキシトシン【oxytocin】
視床下部で生合成され、脳下垂体後葉から分泌されるホルモン。出産時の子宮収縮作用や乳の分泌促進作用がある。
オキシドール【(ドイツ)Oxydol】
過酸化水素水の日本薬局方名。過酸化水素を約3パーセント含む無色透明の水溶液。殺菌・消毒剤のほか、脱色・漂白にも用いる。
オキシフル【Oxyfull】
オキシドールの商標名。
オキシヘモグロビン【oxyhemoglobin】
呼吸によって、ヘモグロビンに酸素が結合したもの。これを含む血液は鮮紅色を呈する。酸素化ヘモグロビン。→デオキシヘモグロビン
オキシラン【oxirane】
⇒エチレンオキシド
オキソ‐さん【オキソ酸】
《oxoacid》「酸素酸(さんそさん)」に同じ。オキシ酸。
オキソニウム‐イオン【oxonium ion】
水和した水素イオンH3O+のこと。かつてヒドロニウムイオンとよばれた。