かん‐にん【官人】
1 官吏。役人。かんじん。「ある国の祗承(しぞう)の—の妻(め)にて」〈伊勢・六〇〉 2 律令制で、太政官・各省・寮司などの、初位以上六位以下の役人の称。 3 平安時代、位の低い役人。特に、近衛...
かん‐にん【堪忍】
[名](スル) 1 怒りを抑えて、人の過ちを許すこと。勘弁。「悪かった、—してくれ」 2 肉体的な痛みや苦しい境遇などをじっとこらえること。我慢すること。忍耐。「且(かつ)力を尽し且—して時節を...
かんにん【寛仁】
平安中期、後一条天皇の時の年号。1017年4月23日〜1021年2月2日。
かん‐にん【還任】
⇒げんにん(還任)
カンニング【cunning】
[名](スル)《ずるい、の意》試験のとき、隠し持った参考書や他人の答案を見るなどの不正行為をすること。「—ペーパー」
カンニング‐ペーパー
《(和)cunning+paper》 1 カンニング用の紙片。カンペ。 2 テレビ放送などで、視聴者からは見えない位置で出演者に指示を出すためのボード。カンペ。
堪忍(かんにん)信濃(しなの)の善光寺(ぜんこうじ)
「かんにんしなさい」の意で、「しな」に「信濃」の「しな」を掛けて続けたむだ口。
かんにん‐じ【堪忍地】
歓喜地(かんぎじ)のこと。菩薩(ぼさつ)がこの位に至れば苦悩をたえ忍ぶ力を得るところからいう。
かんにん‐づよ・し【堪忍強し】
[形ク]我慢強い。忍耐強い。「色道の太鼓もち、心永う物毎(ものごと)—・きが元手なるべし」〈浮・男色大鑑・七〉
堪忍(かんにん)は一生(いっしょう)の宝(たから)
堪忍の徳は、一生を通じて計り知れない利益をもたらすということ。また、堪忍を一生の宝として大切にすべきであるということ。