ぐみ【茱萸/胡頽子】
グミ科グミ属の植物の総称。ナワシログミ・ナツグミ・アキグミ・トウグミ・ツルグミなど。全体に星状の鱗片(りんぺん)または毛がある。実は熟すと赤くなり、食べられる。《季 秋》
グミ【(ドイツ)Gummi】
《ゴムの意》ゼラチン・砂糖・水飴(みずあめ)を材料とし、果汁などの味をつけ、ゴムのように弾力のある形に固めた菓子。グミキャンデー。
グミ‐キャンデー
《(和)Gummi(ドイツ)+candy》⇒グミ
ぐみ‐ざけ【茱萸酒/胡頽子酒】
熟したグミの実を干し、汁を搾り取ってつくった果実酒。《季 秋》
ぐみ‐ぶくろ【茱萸袋/胡頽子袋】
グミを入れた袋。昔、重陽(ちょうよう)の節句に、邪気を払うために身につけたり御帳にかけたりした。茱萸嚢(しゅゆのう)。《季 秋》
ぐみょう‐じ【弘明寺】
横浜市南区にある高野山真言宗の寺。山号は瑞応山。創建は、天平年間(729〜749)行基、弘仁年間(810〜824)空海とも伝える。鎌倉幕府歴代武将の祈願所。坂東三十三所第14番札所。
ぐ‐みん【愚民】
おろかで無知な民衆。「斯(かか)る—を支配するには」〈福沢・学問のすゝめ〉
ぐみん‐かん【愚民観】
(国の支配層が)国民は無能でばかだとする見方。「—に基づく政策」
ぐみん‐せいさく【愚民政策】
為政者がその権力を保つため、人民を政治的に無知な状態にしておこうとする政策。