佳境(かきょう)に入(はい)・る
物語・演劇などが、興味深い場面にさしかかる。佳境を迎える。「推理ドラマもいよいよ—・り、真相が明かされようとしている」 [補説]近年、「ナシの出荷が佳境に入る」のように、ある状況が頂点・最盛期に...
いそ‐じ【五十/五十路】
1 50歳。50年。「—の坂にさしかかる」→十路 2 ごじゅう。いそ。「妙なる歌、百(ももち)余り—を書き出だし」〈後拾遺・序〉
わけ‐め【分け目】
1 物を分けた境の所。「髪の—」 2 物事がどちらに決定するかの境目。わかれめ。「成否の—にさしかかる」「天下—の合戦」
てっせん‐か【鉄線花】
テッセンの別名。《季 夏》「—馬蹄(ばてい)の音のさしかかる/汀女」
き‐かか・る【来掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 ちょうどその場所のあたりに来る。さしかかる。「店の前に—・ったとき声を掛けられた」 2 来ようとする。途中まで来る。「こちらへ—・って引き返した」
なん‐しょ【難所】
《「なんじょ」とも》通行に困難な険しい所。危険な場所。「峠の—にさしかかる」
とうげ【峠】
《「たむ(手向)け」の音変化。頂上で通行者が道祖神に手向けをしたことからいう》 1 山道をのぼりつめて、下りにかかる所。山の上り下りの境目。「—道」 2 物事の勢いの最も盛んな時。絶頂。「病気は...
まがり【曲(が)り/勾り】
1 曲がっていること。また、曲がっている所・状態。「道の—にさしかかる」「列の—を正す」 2 「曲がり尺(がね)」の略。 3 馬の手綱の中ほどの部分。
ゆき‐かか・る【行(き)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 行きはじめる。いきかかる。「—・って引き返す」 2 行って、そこにさしかかる。通りかかる。いきかかる。「店の前を—・る」 3 行って関係する。いきかかる。「さだ過ぎ給へりし...
やま‐ば【山場】
最も盛り上がった重要な場面。クライマックス。やま。「芝居の—にさしかかる」