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さる‐に【猿似】
血縁関係がないのに、顔かたちが似ていること。そらに。「他人の—」
さる‐に【然るに】
[接] 1 そうこうしていると。すると。「—、十二月(しはす)ばかりに、とみのこととて御文(ふみ)あり」〈伊勢・八四〉 2 しかるに。ところが。「土石草木も霊なきはあらずと聞く。—玉川の流れには...
猿(さる)に烏帽子(えぼし)
《猿に烏帽子をかぶせる意から》人柄にふさわしくない服装や言動のたとえ。
猿(さる)に木登(きのぼ)り
そのことをよく知っている者に教え込もうとするような、無駄な行為のたとえ。
さる‐にて‐も【然るにても】
[連語]《動詞「さり」(ラ変)の連体形+連語「にて」+係助詞「も」》そうであっても。それにしても。それはそれとしても。「—、かかる事なむと知らせ給ひて」〈源・少女〉