どん
[名]正午を知らせる空砲。サイレンの普及する以前の明治初期から昭和初期にかけて行われ、東京では丸の内で鳴らした。
[副] 1 弾薬などが炸裂するときや、太鼓を強く打ったときなどに響く、低くて...
どん
[接頭]名詞に付いて、まさにそれに相当するものであることを強調していうのに用いる。接頭語「ど」をさらに強めた語。「—じり」「—底」「—づまり」
どん
[接尾]《「どの(殿)」の音変化》人名、または人を表す名詞に付いて、軽い敬愛の気持ちを表す。商家などで、同輩または目上の人が奉公人を呼ぶときなどに用いる。「お梅—」「長—(=長吉のこと)」 [補...
どん【丼】
「どんぶり」の略。「うな—」「天—」
どん【呑】
[人名用漢字] [音]ドン(慣) [訓]のむ のみこむ。「呑吐/併呑」 [難読]呑気(のんき)・雲呑(ワンタン)
どん【曇】
[常用漢字] [音]ドン(呉) タン(漢) [訓]くもる 空がくもる。「曇天/晴曇」 [難読]悉曇(しったん)
どん【緞】
[音]ドン(唐) タン(漢) 厚地で光沢のある絹織物。どんす。「緞子(どんす)・緞帳(どんちょう)」 [難読]絨緞(じゅうたん)
どん【貪】
[常用漢字] [音]ドン(慣) タン(漢) トン(呉) [訓]むさぼる むやみにほしがる。欲が深い。「貪愛(とんあい)・貪欲(どんよく)・貪欲(とんよく)・貪欲(たんよく)・貪婪(どんらん)・貪...
どん【鈍】
[名・形動] 1 にぶいこと。頭の回転が遅く、動作がのろいこと。また、そのさま。「なんて—な奴だ」 2 愚かであること。ばかげていること。また、そのさま。「—な事ぢゃぞ、…妹めが居らぬ」〈伎・幼...
どん【鈍】
[常用漢字] [音]ドン(呉) [訓]にぶい にぶる のろい 1 刃物の切れ味が悪い。「鈍器・鈍刀」 2 感覚や動作がにぶい。「鈍感・鈍根・鈍重・鈍痛/愚鈍・遅鈍」 3 にぶくなる。にぶる。「鈍...