なめ【白痢】
下痢のひどいときの無色の粘液便。びゃくり。〈和名抄〉
なめ【縵面】
銭の裏の、文字がなくて滑らかな面。〈書言字考節用集〉
なめ【無礼】
[形動][文][ナリ]《形容詞「なめし」の語幹から》無礼であるさま。無作法。「座客の—なるを厭いてか」〈鴎外・うたかたの記〉
なめ‐いし【大理石】
《なめらかな石の意》大理石(だいりせき)のこと。「—はいよよ真白に」〈白秋・断章〉
なめ‐かた【縵面形】
銭を投げて、その裏表によって物事を占うこと。また、裏か表かを言い当てる賭博。「—をして張る奴は出者なり」〈柳多留・四〉
なめ‐がお【無礼顔】
人をばかにしたような顔つき。「文蔵は—にて、皆様の粋が足りませぬ」〈浮・万金丹・一〉
なめがた【行方】
茨城県南東部、霞ヶ浦と北浦に挟まれた地域にある市。低地を利用した稲作のほか、チンゲンサイの栽培が盛ん。平成17年(2005)9月に麻生町・北浦町・玉造町が合併して成立。人口3.8万(2010)。
なめがた‐し【行方市】
⇒行方
なめくじ【蛞蝓】
腹足綱ナメクジ科の軟体動物。陸生の巻き貝であるが、殻をもたず、体長6センチくらい。体は細長く、前端に触角があり、体表は粘液に覆われる。湿った所を好み、野菜などを食害。塩をかけると水分が出るため体...
なめくじ‐うお【蛞蝓魚】
頭索綱ナメクジウオ科の原索動物。浅海にすみ、全長約5センチ。魚に似るが、頭も目もはっきりせず、体は淡桃色で透明。あごがなく、吸い込んだ水を濾(こ)して栄養を摂取する。神経はあるが、脳はない。脊索...