きき‐はや・す【聞き囃す】
[動サ四]聞いてほめたてる。聞いてもてはやす。「和琴いとおもしろしなど—・し給ふ」〈紫式部日記〉
もて‐な・す【もて成す】
[動サ五(四)] 1 人を取り扱う。待遇する。あしらう。「国賓として—・す」「よそよそしく—・される」 2 心をこめて客の世話をする。饗応する。馳走(ちそう)する。「山海の珍味で—・す」「客を酒...
み‐はや・す【見栄やす】
[動サ四]見てもてはやす。見てほめたたえる。「紅梅の咲きいでたる匂ひなど—・す人もなきを」〈源・初音〉
もて‐さわ・ぐ【もて騒ぐ】
[動ガ四]大騒ぎする。もてはやす。「いと深き堀にて、とみにえ引き上げでとかく—・ぐ程に」〈落窪・二〉
ほの‐めか・す【仄めかす】
[動サ五(四)] 1 それとなく言葉や態度に表して示す。におわせる。「不承知の意向を—・す」 2 もてはやす。「世になべて—・す作者を第一の人と申し侍らんや」〈ささめごと〉