ソナタ【(イタリア)sonata】
独奏曲または室内楽曲の形式の一。その内容は時代によって大きく異なるが、バロック期には緩‐急‐緩‐急の4楽章構成の教会ソナタ(ソナタ‐ダ‐キエザ)と、種々の舞曲を連ねた室内ソナタ(ソナタ‐ダ‐カメ...
ソナタ【Sonatas】
バリェ=インクランの長編散文詩。四部作。「秋のソナタ」「夏のソナタ」「春のソナタ」「冬のソナタ」の順で、1902年から1905年にかけて年一作ずつ刊行された。別邦題「四季のソナタ」。
そ‐な‐た【其方】
[代] 1 中称の指示代名詞。話し手から遠い場所・方向などを示す。そちら。そっち。「少女は—を注視して」〈二葉亭訳・あひゞき〉 2 二人称の人代名詞。おまえ。「—は夏中何をして暮されしや」〈渡部...
ソナタ‐けいしき【ソナタ形式】
器楽形式の一。通例二つの主題を対比的に用い、主題の提示・展開・再現の3部から構成される。ソナタや交響曲の第1楽章などに用いられる。
そなた‐ざま【其方様】
そちらのほう。「今日はなほ桂殿にとて、—におはしましぬ」〈源・松風〉
ソナタ‐ダ‐カメラ【(イタリア)sonata da camera】
《cameraは、部屋・室の意》室内ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、主として舞曲楽章によるものをいうが、非舞曲楽章を含むものもある。「ソナタ‐ダ‐キエザ」に対していう。→ソナタ
ソナタ‐ダ‐キエザ【(イタリア)sonata da chiesa】
《chiesaは、教会の意》教会ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、一般に非舞曲形式による緩‐急‐緩‐急の4楽章構成をとるものをいう。「ソナタ‐ダ‐カメラ」に対していう。→ソナタ