さん‐びゃく【三百】
1 100の3倍。 2 銭、三百文(もん)。転じて、わずかな金額、また、低級で値打ちのないもの。 3 「三百代言」の略。
さんびゃく‐しょこう【三百諸侯】
《江戸時代、大名の数が約300あったところから》すべての大名。
さんびゃく‐だいげん【三百代言】
1 代言人の資格がなくて他人の訴訟や談判などを扱った者。もぐりの代言人。また、弁護士をののしっていう語。 2 相手を巧みに言いくるめる弁舌。詭弁(きべん)。また、それを用いる者。
さんびゃく‐だな【三百店】
家賃がきわめて安い、粗末な借家。「—に新造(しんざう)とさしむかひ」〈柳多留・二一〉
さんびゃくろくじゅうご‐にち【三百六十五日】
1 一年。一年間。一年の日々。「—を日記に記録する」 2 (副詞的に用いて)一年中。まる一年。また、毎日。「—休まず働いている」
さんびゃくろくじゅう‐ど【三百六十度】
1 1度の360倍。 2 (副詞的に用いる)すべての方向。「—ぐるっと海に囲まれた孤島」
さんびゃくろくじゅうど‐カメラ【三百六十度カメラ】
⇒全天球カメラ
さんびゃくろくじゅうど‐ひょうか【三百六十度評価】
評価される人の上司・同僚・部下、接触のある他部門の担当者、取引先からなど、多方面からの評価を求める人材評価制度。結果は適正に処理の上、本人にも示される。多面評価。
さんびゃくわ【三百話】
《原題、(イタリア)Il Trecentonovelle》イタリアの詩人・小説家、サッケッティによる短編小説集。ボッカチオの代表作「デカメロン」に倣った小品集で、ルネサンス期の市井の人々の姿を活...
りこんご‐さんびゃくにちもんだい【離婚後三百日問題】
民法の規定により、離婚後300日以内に生まれた子は、たとえ前夫ではない男性の子であっても、戸籍上は前夫の子となることから生じる諸問題。母親が出生届を出さず、子供が無戸籍となることなど。