きょう‐かく【胸膈】
1 胸と腹との間。また、胸部。むね。 2 胸のうち。心中。「不肖の臣が—を苦しめ砕くは」〈浄・近江源氏〉
さい‐かえ・る【再返る】
[動ラ四]《「さ(冴)えかえ(返)る」の音変化。「再返る」は当て字》いったん弱まっていた勢いを再び取り戻す。「身不肖なれど…相手にせうと—・らば」〈伎・小紋単地〉
しょう【肖】
[常用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]にる あやかる もとのものに似る。似せる。「肖似・肖像/不肖」 [名のり]あえ・あゆ・あれ・すえ・たか・のり・ゆき
はばかり‐ながら【憚り乍ら】
[副] 1 遠慮すべきことかもしれないが。恐れながら。「—ご注意申し上げます」 2 自分を誇示・主張するようであるが。不肖ながら。「—私はこれでも専門家です」