アンドロジナス【androgynous】
《「男女両性の特徴をもつ」の意。「アンドロギュノス」とも》 1 性の差異を超えて自由に考え行動しようという考え方。 2 「アンドロジナスルック」の略。
エクトイン【ectoine】
環状アミノ酸の一。水溶液中で両性イオンとして存在し、好塩菌に見られる。熱や塩分などから、細胞内の他のたんぱく質を保護するはたらきをもつことが知られている。
かんぜん‐か【完全花】
一つの花で、萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべのすべてをもっている花。両性花と同義に用いることもある。全備花。完備花。→不完全花
がく‐あじさい【額紫陽花】
アジサイ科の落葉低木。暖地の海岸近くに自生。葉は卵形。夏、枝先に花が集まって咲く。紫色または白色の萼(がく)からなる装飾花に囲まれて、中央に多数小さい両性花があり、両性花は結実する。アジサイの原...
クロンキスト‐たいけい【クロンキスト体系】
1980年代に米国の植物学者クロンキストが提唱した、被子植物の分類体系。被子植物の花は、花被・雄しべ・雌しべなどが螺旋(らせん)状に配列した両性花に起源するというストロビロイド説に立脚。従来の新...
コカミドプロピル‐ベタイン【cocamidopropyl betaine】
両性界面活性剤の一つ。ラウリン酸とミリスチン酸をはじめとする、脂肪酸とベタインを合成してつくられる。他の陰イオン界面活性剤と混合し、洗浄剤・発泡剤として利用される。
こく・する【克する/剋する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 五行の運行で、相克する。また、二つのものが対立して互いに争う。「両性の相(あい)—・するような家庭は」〈藤村・新生〉 2 負かす。しのぐ。「良人を—・する腕...
こん‐いん【婚姻】
[名](スル) 1 結婚すること。夫婦となること。「備中賀陽(かや)の良藤という者が、狐の女と—して」〈柳田・山の人生〉 2 男女の継続的な性的結合と経済的協力を伴う同棲関係で、社会的に承認され...
しゆう‐いじゅく【雌雄異熟】
単性花で、雌花と雄花の開花時期が異なること。また、両性花において、雄蕊と雌蕊の熟す時期が異なること。→雌雄離熟
しゆう‐どうたい【雌雄同体】
動物で、正常な状態で同一個体内に雌雄両性の形質がみられること。両性腺をもつカタツムリ、卵巣と精巣とをもつミミズなど。