あい‐かわらず【相変(わ)らず】
[副]今までと変わったようすが見られないさま。以前と同じように。「—貧乏暇なしだ」
あいごのわか【愛護の若】
説経節の曲名。また、その主人公。万治4年(1661)以前に成立。長谷観音(はせかんのん)の申し子の愛護の若は、継母により盗人の汚名を着せられ自殺するが、のち、山王権現としてまつられる。この題材は...
あがた【県】
1 大化の改新以前、諸国にあった大和政権の地方組織。また、県主(あがたぬし)が統治した地域とも。 2 平安時代の国司の任国。また、その国司。 3 地方。いなか。「田面(たづら)なるわら屋の軒の薦...
あがた‐ぬし【県主】
大化の改新以前、県を統治した首長。朝廷直轄地の長とも、国造(くにのみやつこ)の支配下ともいう。祭祀もつかさどった。のちに姓(かばね)の一つとなった。
アクモリンスク【Akmolinsk/Акмолинск】
カザフスタン共和国の首都、アスタナの1961年以前の称。19世紀にロシア帝国が建設した。
あげ‐おとり【上げ劣り】
元服して髪を上げて結ったとき、顔かたちが以前に比べて見劣りすること。⇔上げ優(まさ)り。「きびはなるほどは、—やと、疑はしく思(おぼ)されつるを」〈源・桐壺〉
あげ‐まさり【上げ優り】
元服して髪上げした顔かたちが、以前に増してりっぱに見えること。⇔上げ劣り。「一の宮の御—のゆゆしさ(=スバラシサ)は」〈狭衣・四〉
アゴー【ago】
以前。ずっと前。「ロングロング—」
あしや‐がま【蘆屋釜/芦屋釜】
茶の湯の釜で、室町時代を中心に、現在の福岡県北部の芦屋で作られたものの総称。特に、永正(えいしょう)以前のものは古蘆屋とよび、珍重される。
あすかむら‐ほう【明日香村法】
《「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」の略称》明日香村全域に高松塚古墳をはじめとする重要な歴史的文化遺産が多数集積していることから、地域住民の生活と調和を図...