あき‐やま【明山】
江戸時代、藩の管理する山のうち、一般の領民に対しても制限付きで立ち木の伐採や利用を許した山林。→留山(とめやま)
うおつき‐りん【魚付(き)林】
保安林の一。魚類の繁殖と保護を目的に、伐採を制限または禁止している岸近くの森林。木につく虫・微生物が水中に入ってえさとなり、また水面上に大きな影を落とし、魚類の好む暗所をつくる。うおつきばやし。
うけ‐ぐち【受(け)口】
1 物を受け入れるためにあけてある口。受け入れ口。「電球の—」 2 《「うけくち」とも》下あごが上あごより前に出ている口。 3 木を伐採するとき、倒そうとする側のやや下方につけておく、斧(おの)...
うけ‐やま【請山】
1 江戸時代に、領主の持つ山林で、一定条件のもとに家臣や村または個人に貸与されたもの。 2 江戸時代、他村の持つ山林の草木をとることを許されて、毎年小作料を納めるもの。また、その山。宛山(あてや...
えい‐りん【営林】
森林の保護・育成や伐採などを計画的に行うこと。
エヌ‐ティー‐エフ‐ピー【NTFP】
《non-timber forest products》木材以外の森林資源の総称。木を伐採しなくても森林から得られる、果実・きのこ類・繊維・樹脂・薬用植物など。非木材林産物。NTFPs。NWFP...
おい‐くち【追(い)口】
樹木を伐採するとき、倒そうとする側と反対の側。⇔受け口。
おはやし‐ぶぎょう【御林奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行の支配に属し、御林の伐採や木材運搬などをつかさどった。
かく‐ばつ【画伐/劃伐】
造林で、森林内の一定の区画を定めて樹木を伐採すること。
かこい‐やま【囲い山】
江戸時代、緊急の要に備えるため、有用な樹木の伐採を禁止してある山林。囲い林。