あい‐ご【愛語】
《(梵)priya-vāditāの訳》菩薩が他者に対して心のこもった優しい言葉をかけること。人々を救いに導く実践行である四摂事(ししょうじ)の一。
いがらし‐ゆみこ
[1950〜 ]漫画家。北海道の生まれ。本名、五十嵐優美子。優しいタッチの少女漫画家として活躍。愛らしい主人公が多くの困難を乗り越えて成長する「キャンディ・キャンディ」の作画で人気を集める。他に...
おお‐め【大目】
[名・形動] 1 大きい目。 2 200匁(750グラム)を1斤とする量り方。 3 細部にこだわらず大ざっぱに見ること。寛大に扱うこと。また、そのさま。「如何に優しい—な政府でも」〈福沢・福翁自伝〉
おなご‐らし・い【女子らしい】
[形][文]をなごら・し[シク]いかにも女性らしく、しとやかで優しい。おんならしい。 [派生]おなごらしさ[名]
おん‐げん【温言】
あたたかみのある優しい言葉。「『お銀(ぎん)ちゃん!』などと—で呼留(よびと)める」〈紅葉・二人女房〉
おん‐じゅう【温柔】
[名・形動] 1 穏やかで優しいこと。また、そのさま。温和柔順。「—な人柄」 2 あたたかで柔らかな感じがすること。また、そのさま。「彼(か)の—なる美術を用いて」〈逍遥・小説神髄〉
おん‐じょう【温情】
あたたかみのある優しい心。思いやりのある寛大な心。「—のこもった言葉」
おんな‐ぎ【女気】
女が自然に備えているとされる気質。しとやかで優しい気持ち。女心。⇔男気(おとこぎ)。「流石(さすが)に—の悲しき事胸に迫りて」〈一葉・われから〉
おんな‐ごころ【女心】
1 女の心。女性に特有な、しとやかで優しい心。 2 女が男を恋しく思う心。「—のせつなさ」 3 男が女にひかれる心。女を求める心。「仁俊は—あるものの、空聖(そらひじり)だちけると申しけるを」〈...
くろうまものがたり【黒馬物語】
《原題Black Beauty》シューエルの児童文学作品。1877年発表。美しい黒馬が、波乱万丈のすえ心優しい飼い主のもとにたどり着くまでを、主人公の馬の視点から描く。動物愛護運動にも影響を与えた。