あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】
剣術の流派の一。室町中期に日向(ひゅうが)の愛洲移香(いこう)が創始。のち新陰流・柳生新陰流など多くの分派を生んだ。陰流。
ありま‐りゅう【有馬流】
剣術の流派の一。室町末期に有馬乾信(もとのぶ)が興したといわれる。有馬神道流。
いしぶみ【碑】
中山義秀の歴史小説。昭和14年(1939)発表。同年刊行。幕末から明治維新に至る激動の時代を背景に、剣術に秀でた士族の兄弟の数奇な運命を描く。
いちじょうじ‐さがりまつ【一乗寺下がり松】
京都市左京区にある松の木。江戸時代の剣術家宮本武蔵と吉岡流一門との、決闘の舞台として伝えられる。
腕(うで)が立(た)・つ
腕前・技術がすぐれている。「—・つ職人」「剣術の—・つ」
おのは‐いっとうりゅう【小野派一刀流】
江戸時代、小野忠明を祖とする剣術の流派。
かくしけん【隠し剣】
藤沢周平による時代小説のシリーズ名。「隠し剣」と呼ばれる秘伝の剣術をめぐるさまざまなエピソードを描く。昭和51年(1976)から昭和55年(1980)にかけて、主として雑誌「オール読物」に連載さ...
きょうしんめいち‐りゅう【鏡新明智流】
剣術の一派。安永年間(1772〜1781)桃井直由(ももいなおよし)が創始。
くらま‐はちりゅう【鞍馬八流】
剣術の流派の一。平治年間(1159〜1160)、鬼一法眼が鞍馬の僧八人に秘伝を授けたことからの称といわれる。
くらま‐りゅう【鞍馬流】
剣術の流派の一。 1 天正年間(1573〜1592)に、大野将監(おおのしょうげん)が創始。将監鞍馬流。 2 「鞍馬八流」の略。