うち‐ぐり【内刳り】
木彫り、特に木彫仏の造像技法の一。内部をくりぬき、空洞にすること。木が乾燥して割れるのを防ぐ効果がある。
えみ【笑み/咲み】
1 にっこりとすること。笑うこと。ほほえみ。微笑。「口もとに—がこぼれる」「満面に—を浮かべる」 2 つぼみが開くこと。花の咲くこと。また、果実が熟して割れること。「—栗」 3 鐙(あぶみ)の、...
かき‐わり【書(き)割(り)】
芝居の大道具の一。木製の枠に紙や布を張り、建物や風景などを描いて背景とするもの。いくつかに割れるところからいう。
かん‐れつ【乾裂/干裂】
1 かわき、さけること。干(ひ)割れること。 2 干潟や湿地に堆積した泥の表面が乾燥するときに生じる亀甲状の割れ目。
がちゃん
[副]堅い物が勢いよく打ち当たるときの音や、ぶつかって物が壊れる音などを表す語。「受話器を—と置く」「—と割れる」
きょうか‐ガラス【強化ガラス】
板ガラスを軟化点近くまで熱し、急冷して焼き入れを行い、表面や内部にひずみ層をつくることによって、耐衝撃性などを強度にしたガラス。割れると豆粒状に砕ける。自動車の窓、ブラウン管などに利用。
ぐちゃり
[副]水気を多く含んだものがつぶれたりしたときの音を表す語。「卵が—と割れる」
こな‐ごな【粉粉】
[形動][文][ナリ]ごく細かに砕けるさま。こなみじん。「ガラスが—に割れる」
さっくり
[副](スル) 1 ごく簡単に切れたり割れたりするさま。「ビスケットが—(と)割れる」「長い安寿の髪が、鋭い鎌の一掻に—切れた」〈鴎外・山椒大夫〉 2 率直で好感が持てるさま。あっさりしているさ...
刃(じん)を迎(むか)えて解(と)く
《「晋書」杜預伝から》竹を割るときに、初めにちょっと刃を当てると下まで容易に割れるように、向かうところ敵のない、勢いの激しいようすをいう。破竹の勢いである。