あらし‐こ【荒し子】
武家で主に力仕事を受け持つ身分の低い男子。雑兵・中間(ちゅうげん)・小者など。また、農家の使用人などをもいった。「厳しき詞(ことば)におぢ恐れ、遠慮会釈も—共に引っ立てられて」〈浄・浪花鑑〉
あら‐しごと【荒仕事】
1 骨の折れる力仕事。激しい肉体労働。 2 強盗や殺人などの、荒っぽい犯罪。
あら‐ばたらき【荒働き】
激しい力仕事。荒仕事。
えき‐ふ【役夫】
1 雇われて力仕事などをする者。人夫。 2 古代、徭役(ようえき)に従事した人。
えさ‐まさ
[感]力仕事をするときの掛け声。「声を合はせて、—と引き上げ騒ぐ」〈栄花・疑ひ〉
かゆ‐ばら【粥腹】
粥を食べただけの腹。力が十分に入らない状態をいう。「—では力仕事ができない」
こ‐の‐こうべ【兄部】
《「このかみべ(子の上部)」の音変化》 1 力仕事に当たる力者(りきしゃ)の長。 2 中世、院・門跡・武家などに仕えて雑務に従った力者の長。 3 中世、宮中の駕輿丁座(かよちょうざ)の長。
ジェンダー‐ハラスメント【gender harassment】
《ジェンダーは社会的・文化的な性差》性別により社会的役割が分かれるという考えに基づくいやがらせ。具体的には、「男(女)のくせに」といった発言をする、男性だけに残業や力仕事をさせる、女性だけに給仕...
ちから‐さぎょう【力作業】
肉体的・物理的な力を要する作業。力仕事。
ちから‐わざ【力業】
1 体力を要する仕事。力仕事。肉体労働。「—を引き受ける」 2 力の強さに頼ってする動作。「—で投げ飛ばす」「—で採決する」 [補説]「力技」とも書く。