アクア‐アルタ【(イタリア)acqua alta】
イタリアのベネチアでみられる高潮。大雨での増水や、シロッコなどの季節風によるアドリア海の水位上昇などに、満潮が重なって起こる。近年は、地盤沈下や地球温暖化による海水面上昇も加わり、被害が深刻化し...
あつ‐みつ【圧密】
水を多く含んだ土や地盤などに荷重がかかったとき、水が抜け出して体積が減少する現象。→圧密沈下
あつみつ‐ちんか【圧密沈下】
水を多く含んだ地盤の上に建物などを建設した際、その荷重で土中の水が抜け、体積が減少することによって生じる地盤沈下。
あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】
採掘によって陥没や地盤沈下などが生じそうな所を、採掘しないで柱状に残した鉱石。保安鉱柱。
いかだ‐じぎょう【筏地形】
湿地など地盤の軟らかい所で、長い木材や鉄材を敷き並べ、その上にコンクリートを打つ地固め工法。
いし‐ばり【石張り】
1 土木工事で、地盤を固めるために、石やセメントを張ること。 2 建造物の壁に薄い石材を用いる仕上げ法。
いちぶ‐そん【一部損】
地震保険の損害区分の一つ。居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段)の損害額がその建物の時価の3パーセント以上20パーセント未満の場合、または、全損・大半損・小半損に至らない建...
いづつ‐きそ【井筒基礎】
建造物の基礎の一。井筒を地盤に据え、内部を掘って沈下させ、硬層などのある深さまで継ぎ足し、その中にコンクリートを充塡する。軟弱な地盤に行う。
いぬ‐ばしり【犬走り】
1 《犬が通れるほどの空間の意》築地(ついじ)や城の垣などと溝・堀との間に設けられた通路状の空き地。 2 建物の外壁面を保護するために、その周りの地盤をコンクリートや砂利で固めた所。 3 堤防・...
ウエルポイント‐こうほう【ウエルポイント工法】
多数の吸水管を1〜2メートル間隔で地盤に打ち込み、地下水をくみ上げることによって、地下水位を低下させ、掘削を容易にする工法。軟弱な地盤を改良する工法としても用いられる。