うたれ‐よわ・い【打たれ弱い】
[形][文]うたれよわ・し[ク]相手からの攻撃に耐える力がない。また、気が弱く、批判・非難や逆境に耐られない。「坊ちゃん育ちで—・い」 [補説]「打たれ強い」からできた語か。
お‐ぼうさん【御坊さん】
1 僧を敬い親しんでいう語。 2 世俗のことに通じていない人。「所帯向の事は一向—であったから」〈紅葉・多情多恨〉 3 男の子を親しんでいう語。お坊ちゃん。「これ—、おまんひとつあげやせう」〈滑...
かくれんぼ
斎藤緑雨の短編小説。明治24年(1891)刊。お坊ちゃん育ちの青年が、花柳界の悪色事師になるまでを描く。
じゅんすい‐ばいよう【純粋培養】
[名](スル) 1 細菌・カビなどを、他の種類を混在させない状態で、一種類だけ培養すること。 2 子供を社会の悪い面から隔離して成育させること。「—されたお坊ちゃん」 3 (比喩的に)新卒で就職...
せけん‐みず【世間見ず】
[名・形動]「世間(せけん)知らず」に同じ。「—な(の)お坊ちゃん」
てづかおさむ‐ぶんかしょう【手塚治虫文化賞】
手塚治虫を記念して、平成9年(1997)に創設された漫画賞。毎年1回、優れた漫画作品に贈られる。大賞のほかに、短編賞や特別賞などがある。 [補説]大賞受賞作一覧平成9年(1997)「ドラえもん」...
のほほん
[副]何もしないで、または気を使わないでのんきにしているさま。「お坊ちゃん育ちの—とした男」「毎日—と暮らしている」
ふところ‐そだち【懐育ち】
親の手もとで大切に育てられること。「もともと気の小さい、—のお坊ちゃんなんだから」〈鏡花・婦系図〉
ぼっ‐ちゃん【坊ちゃん】
1 他人の男の子を敬っていう語。「—はお元気ですか」 2 大事に育てられて、世事にうとい男性。「苦労知らずの—」→御(お)坊ちゃん [補説]書名別項。→坊っちゃん