あつりょく‐ばいたい【圧力媒体】
試料に全方向から均等に圧力をかけるための媒体。高圧・低温下で凝固などの変質が生じないことが要求される。ガスではヘリウム、有機溶媒ではメチルアルコール・エチルアルコール・ペンタン・イソペンタンなど...
うちゅう‐ふうか【宇宙風化】
宇宙空間で起こる風化。空気がない天体の表面で太陽風、宇宙線、微小隕石の衝突によって岩石や鉱物が変質する作用を指す。月面のほか、探査機はやぶさがサンプル採取を試みた小惑星イトカワの表面で起きている...
おんせん‐よど【温泉余土】
火山地帯で、噴気孔や温泉湧出口付近の岩石が熱水の作用で変質してできた軟らかい粘土。
風邪(かぜ)を引(ひ)・く
1 風邪にかかる。 2 薬や食品などが、空気や湿気に触れて変質する。また、鮮度が落ちる。「湿布薬が—・く」「海苔が—・く」
かんらん‐がん【橄欖岩】
橄欖石を主成分とする深成岩。変質すると蛇紋岩になる。
ガルバニック‐コロージョン【galvanic corrosion】
電気化学反応によって金属などが変質破壊される腐食。電気腐食。
きせい‐さよう【気成作用】
マグマ固結の末期に、マグマから分離した高温のガス成分によって鉱物が生成したり岩石が変質したりする作用。
きりょく‐ぎょうかいがん【輝緑凝灰岩】
古い時代の玄武岩や塩基性の凝灰岩が変質したもの。緻密(ちみつ)で、赤褐色や暗緑色のものが多い。
くさ・る【腐る】
[動ラ五(四)] 1 細菌の作用で植物性・動物性のものが分解して変質する。食物などがいたむ。腐敗する。「魚が—・る」 2 からだの組織が破れ崩れる。うみただれる。「凍傷で指先が—・る」 3 木...
グリーン‐タフ【green tuff】
新第三紀の前半の火山活動で形成された火山岩や火砕岩(かさいがん)が、変質して緑色を呈するもの。緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)。