あい【相】
《「合い」と同語源》 [名] 1 二人で互いに槌(つち)を打ち合わすこと。あいづち。〈和名抄〉 2 共謀の仲間。ぐる。「むむ、さては—ぢゃの」〈浄・女楠〉 3 相手をすること。また、相手。「—...
あい【間】
1 物と物とのあいだ。「—の小門(くぐり)を開けて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ひと続きの時間。あいま。「喜ぶ—は少なくて」〈露伴・日ぐらし物語〉 3 「間駒(あいごま)」の略。 4 「間狂言...
あいあい‐がさ【相合(い)傘】
1 二人で1本の傘を差すこと。多く、男女の場合についていう。相傘(あいがさ)。最合(もや)い傘。 2 男女の仲を示すいたずら書きの一種。簡単な線書きの傘の柄の両側に二人の名前を書くもの。
あい‐えき【愛液】
女性が性的に興奮したとき、その性器内部から分泌する粘液のこと。
あいおい‐むすび【相生結び】
ひもの装飾用の結び方の一。女結びにして、その一端をさらにその結び目に通したもの。
あい‐かた【相方】
1 一緒に物事をする人。特に、コンビ漫才などでのパートナー。相手。相棒。 2 (「敵娼」とも書く)遊里で、客から見て相手の遊女。 [補説]近年は若者を中心に、恋人や配偶者をこう呼ぶこともある。
あい‐かたら・う【相語らふ】
[動ハ四] 1 互いに語る。語り合う。「仏師のもとに行きて—・ひて」〈今昔・四・一六〉 2 親しく交わる。また、男女が親しい関係になる。「ねむごろに—・ひける友だち」〈伊勢・一六〉 3 自分の仲...
あいきょう‐げ【愛嬌毛】
女性が、顔にかわいらしさを添えるために頰のあたりに数本垂らした髪の毛。
あいきょう‐づ・く【愛嬌付く】
[動カ五(四)]愛嬌のあるようすになる。表情などがかわいらしくなる。「次の女の子が、少しずつ—・いて来るにつれて」〈秋声・黴〉
あいきょう‐べに【愛嬌紅】
女性が、かわいらしさを増すために、目じりや耳たぶなどにつける紅。