うま‐ご【孫】
《「むまご」とも表記》 1 まご。「翁の、いといみじきぞいで来たる。むすめにや—にや」〈源・末摘花〉 2 子孫。「又、この山の族(ぞう)七人にあたる人を、三代の—に得べし」〈宇津保・俊蔭〉
むま‐ご【孫】
⇒うまご
そん【孫】
1 子孫。「当家五代の—」 2 血筋。血統。「姉は父御の—を継ぎ」〈浄・堀川波鼓〉
そん【孫】
[音]ソン(呉)(漢) [訓]まご [学習漢字]4年 〈ソン〉 1 子の子。まご。「愛孫・外孫・子孫・児孫・従孫・曽孫(そうそん)」 2 同じ血筋を引く者。子孫。「天孫・末孫」 〈まご〉「孫...
そん‐ごくう【孫悟空】
中国の長編小説「西遊記」に登場する怪猿。石から生まれ、変化の術と觔斗雲(きんとうん)の術とを修得して天宮を騒がせ、如来によってとりおさえられる。のち、天竺(てんじく)に経文を取りにいく玄奘(げん...
そん‐のう【孫王】
《「そんおう」の連声(れんじょう)》天子の孫。帝王の孫。そおう。
そんぶん‐しゅぎ【孫文主義】
⇒三民主義
ひ‐こ【孫】
子の子。まご。〈和名抄〉
ひこ‐え【孫枝】
枝からさらに分かれ出た小枝。「春されば—萌(も)いつつ」〈万・四一一一〉
ひこひめしき【孫姫式】
平安時代の歌学書。1巻。著者・成立年ともに未詳。和歌四式の一。歌病(かへい)や長歌の歌体などを説いたもの。和歌式。