やましな【山科】
京都市東部の区名。東にある逢坂山峠は大津への交通の要地。天智天皇陵・坂上田村麻呂墓・勧修寺などがある。古くは「山階」とも書いた。
やましな【山科】
姓氏の一。 [補説]「山科」姓の人物山科言継(やましなときつぐ)
やましな‐く【山科区】
⇒山科
やましな‐ごぼう【山科御坊】
⇒山科別院(やましなべついん)
やましな‐べついん【山科別院】
山科本願寺の跡地に建てられた東西両派の別院。西方に蓮如の墓がある。 京都市山科区にある浄土真宗本願寺派の寺。享保17年(1732)住如が北山別院の旧堂を移して創建。山科別院舞楽寺。山科西御坊。...
やましな‐ほんがんじ【山科本願寺】
京都市山科区にあった浄土真宗の本山。山号は松林山。文明10年(1478)蓮如の創建。天文元年(1532)六角定頼および日蓮宗徒による焼き打ちにあい、大坂石山へ移転。以後長く廃墟となっていたが、跡...
やましな‐りゅう【山科流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から山科家がつかさどった装束の製作・着用法。天皇・皇太子の装束調進・衣紋は原則としてこの流儀で行われている。→高倉流