いちあくのすな【一握の砂】
石川啄木(いしかわたくぼく)の第1歌集。明治43年(1910)刊。1首3行書きの新形式で、生活感情を平易な言葉で表現した短歌551首をのせる。
インフォームド‐アセント【informed assent】
小児患者に対し、医師が病状や治療方針をわかりやすく説明し、本人の同意を得ること。理解能力のある成人患者に対してはインフォームドコンセントが実施されるが、子供の場合でも国連の子供の権利条約に基づき...
イージー【easy】
[形動] 1 たやすいさま。平易なさま。「—な仕事」 2 いいかげんなさま。安易なさま。「—な対処のしかた」 3 漕艇で、「漕ぎかた、やめ」の号令。
えき【易】
[音]エキ(漢) イ(呉)(漢) ヤク(呉) [訓]やさしい やすい かえる かわる [学習漢字]5年 〈エキ〉 1 取りかえる。入れかえる。「易姓/改易・交易・不易・貿易」 2 占い。「易者...
えん‐ぎ【演義】
1 物事の道理や意味をわかりやすくくだいて説明すること。 2 中国で、歴史上の事実をおもしろく脚色し、俗語をまじえて平易に述べた小説。演義小説。「三国志—」
おりたくしばのき【折たく柴の記】
新井白石の自叙伝。3巻。享保元年(1716)成立。父祖のことから始め、将軍徳川家宣(いえのぶ)を補佐した事績などを、平易な和漢混交文で記したもの。
カテキズム【catechism】
キリスト教の教義を平易に説いた問答体の書物。公教要理。教理問答書。
かな‐ぞうし【仮名草子】
江戸初期に行われた小説類の呼称。婦人・子供向けに、平易な仮名文で書かれた、啓蒙娯楽を主としたものが多い。「恨之介(うらみのすけ)」「一休咄(いっきゅうばなし)」など、室町時代の御伽草子の伝統を受...
仮名(かな)に言(い)・う
《仮名は漢字に比べて平易なことから》平易にやわらげて言う。分かりやすく言う。
こ‐しんぶん【小新聞】
1 明治前期に発行された小さな紙面の新聞。総ふり仮名の平易な文章で、世間で起こった事件や花柳界のうわさなどを載せ、一般大衆を読者対象とした。→大(おお)新聞 2 発行部数の少ない、勢力のない新聞。