いなおり‐ごうとう【居直り強盗】
盗みに入った者が家人に発見され、急に強盗になること。また、その強盗。いなおり。
おしこみ‐ごうとう【押(し)込み強盗】
他人の家に押し入って、金銭や品物を奪い取ること。また、その者。押し込み。
がん‐どう【強盗】
《「がん(強)」は唐音》 1 「ごうとう(強盗)」に同じ。「この半七を掏摸(すり)の、騙(かた)りの、—のとは」〈浄・女腹切〉 2 「強盗提灯(がんどうぢょうちん)」の略。
きょうげん‐ごうとう【狂言強盗】
自分が金品を着服したうえで、強盗に襲われてその金品を奪われたようにふるまうこと。
こんすい‐ごうとう【昏酔強盗】
人を昏酔させて物を盗む罪。また、盗みをする人。→昏睡強盗罪
ごう‐とう【強盗】
《古くは「ごうどう」とも》暴力や脅迫などの手段で他人の金品を奪うこと。また、その者。「—を働く」
サイバー‐ごうとう【サイバー強盗】
銀行にサイバー攻撃を仕掛け、不正送金などによって金品を奪い取ること。また、それを行う者。
じゅん‐ごうとう【準強盗】
強盗と同じに扱われる犯罪。事後強盗罪と昏酔(こんすい)強盗罪がある。
せっきょう‐ごうとう【説教強盗】
侵入した先で被害者に「戸締まりがいいかげんだ」「泥棒よけに犬を飼いなさい」などと説教をする強盗。 [補説]元祖は大正末から昭和初めに東京で強盗をはたらいた妻木松吉。「説教強盗」は、この強盗犯に対...
つじ‐ごうとう【辻強盗】
夜間などに路上で通行人を襲い、所持する金品を奪う強盗。