あだ‐びき【徒弾き】
琴や三味線などを、正式でなく慰みに弾くこと。
いと‐みち【糸道】
1 三味線・琴などを弾く技能。 2 常に三味線を弾く人の左人さし指の爪の先に、弦との摩擦でできたくぼみ。糸爪(いとづめ)。
エア‐ギター【air guitar】
ロックなどの音楽に合わせて、実際には手にしていないギターを弾くような真似をすること。また、そのようにして演奏の真似をする、架空のギター。
おんがくにくつろぐビーナス【音楽にくつろぐビーナス】
《原題、(イタリア)Venere con organista e cagnolino》ティツィアーノの絵画。カンバスに油彩。縦138センチ、横222センチ。ベッドに横たわるビーナスと小犬、傍らで...
かき‐た・てる【掻き立てる】
[動タ下一][文]かきた・つ[タ下二] 1 勢いよくかき回して、まぜる。「卵を—・てる」 2 刺激を与えて、感情や行動を起こすように促す。そそる。「関心を—・てる」 3 灯心を上に引き上げて明る...
かけ‐づめ【懸(け)爪/繋け爪】
1 鶏や雉(きじ)の蹴爪(けづめ)。 2 琴を弾くときに指にはめる爪。琴爪。
かせ【枷】
《「かし(枷)」の音変化》 1 昔の刑具の一。鉄や木で作り、罪人の首・手・足などにはめて、からだを自由に動かせないようにするもの。桎梏(しっこく)。かし。 2 心理的、物理的に行動の妨げになるも...
かた‐ばち【片撥】
1 太鼓などの打楽器で、一対のばちのうちの一方だけで打つこと。特に能楽や長唄の囃子(はやし)で、太鼓を右手のばちだけで打つこと。 2 三味線の奏法で、すくうことをしないで、ばちを打ちおろすと...
カーヌーン【(アラビア)qānūn】
隣り合う二角が直角をなす不等脚台形の薄い木箱に多数の弦をはったチター型の撥弦(はつげん)楽器。左右の人差し指にはめたプレクトラムで弾く。主として、アラブ諸国で用いられる。
きん【琴】
中国古代の弦楽器。長さ約120センチで、弦は7本。琴柱(ことじ)は用いず、左手で弦を押さえ、右手で弾く。上代に日本に渡来したとされる。現在は衰滅。