あかがね‐ごてん【銅御殿】
東京都文京区小石川にある木造建築物。明治末から大正元年(1912)にかけて、実業家磯野敬の邸宅として建てられたもの。全国から集めた高級材を使用し、屋根と外壁には銅板が張られている。現在は財団法人...
おく‐ごてん【奥御殿】
江戸時代、将軍・大名などの屋敷で、奥のほうにある建物。居間・寝所、また夫人・側室などの住まいにあてた。
おもて‐ごてん【表御殿】
公の政務・儀式などを行う正殿。
ご‐てん【御殿】
1 貴人の住宅を敬っていう語。また、構えのりっぱな邸宅。 2 清涼殿(せいりょうでん)の別名。 3 社殿。「八王子の—より鏑箭(かぶらや)の声いでて」〈平家・一〉
はま‐ごてん【浜御殿】
江戸時代から明治時代にかけての、浜離宮の別称。御浜御殿。
み‐あらか【御舎/御殿】
宮殿を敬っていう語。大殿(おおとの)。ごてん。「—は高知らさむと」〈万・五〇〉
よる‐の‐おとど【夜の御殿】
1 清涼殿内の天皇の御寝所。朝餉(あさがれい)の間の東隣にある。よるのおまし。よんのおとど。 2 中宮あるいは東宮の御寝所。また、貴人の寝所。「日一日下に居くらして…、—に入らせ給ひにけり」〈枕...
よん‐の‐おとど【夜の御殿】
「よるのおとど」の音変化。「—に入らせ給ひても」〈太平記・四〉