こう‐せい【恒星】
太陽と同様、自ら熱と光を出し、天球上の相互の位置をほとんど変えない星。→惑星
こうせいかん‐くうかん【恒星間空間】
⇒星間空間
こうせい‐かんしょうけい【恒星干渉計】
恒星の視直径や互いに近接する天体の角距離を測定する装置。光の干渉の性質を利用する。
こうせいかん‐すいせい【恒星間彗星】
恒星などの重力に束縛されず、銀河系内を移動している彗星。恒星間天体の一種。ボリソフ彗星が発見第1号(2019年)。星間彗星。
こうせいかん‐てんたい【恒星間天体】
恒星などの天体の重力に束縛されず、銀河系内を公転している天体の総称。惑星程度の質量のものは、浮遊惑星または自由浮遊惑星ともよばれる。太陽系にも理論的には1年に1個は飛来していると考えられている。...
こうせい‐けい【恒星系】
いくつかの恒星が引力によって結びついて互いに公転している系、または、ある恒星を中心に運行している惑星などの天体の集団。前者は連星、後者は惑星系ともいう。
こうせい‐げつ【恒星月】
恒星に対して月が天球上を1周する時間。月の公転周期で、27.321662日。
こうせい‐コロナグラフ【恒星コロナグラフ】
太陽以外の恒星周辺を観測するための特殊な望遠鏡または装置。コロナグラフと同様の原理で恒星本体が放つ強い光を遮光し、近傍の系外惑星や原始惑星系円盤の直接観測を行う。
こうせい‐しさ【恒星視差】
ある恒星から地球の軌道の長半径を見たときの角度。年周視差に等しく、天体の距離に反比例する。
こうせい‐しょく【恒星食】
食の一種で、惑星・衛星・小惑星が恒星を覆い隠す現象。