ふさ【総/房】
1 糸を束ねて、先端を散らし垂らしたもの。「帽子の—」 2 花や実が群がり生じて垂れているもの。フジの花、ブドウの実など。 3 袋の形になってついているもの。ミカンの内果皮など。
ふさ‐ふさ【房房/総総】
[副](スル)たくさん集まって垂れ下がっているさま。「—(と)した髪」
ふさ‐も【房藻】
アリノトウグサ科の水生の多年草。池沼に生える。茎の下部は地中に入り、ひげ根を出す。葉は羽状に細く裂けていて、節ごとに4枚ずつ輪生。夏、水面上の葉のわきに白い小花をつける。
ふさ‐ようじ【房楊枝/総楊枝】
柳や竹の一端をくだいて房のようにした楊枝。打ち楊枝。
ぼう【房】
1 部屋。小部屋。 2 僧の住む所。坊。 3 二十八宿の一。東方の第四宿。蠍(さそり)座の頭部にある四星をさす。そいぼし。房宿。
ぼう【房】
[常用漢字] [音]ボウ(バウ)(呉) ホウ(ハウ)(漢) [訓]ふさ 〈ボウ〉 1 母家の両わきの小部屋。広く、部屋。住まい。「房室/官房・監房・空房・工房・茶房(さぼう)・山房・書房・僧房...
ぼう‐こ【房戸】
律令制における戸の呼称の一。郷戸の中に含まれる10人前後の小家族。
ぼうさん【房山】
中国、北京市南西部の区名。雲居(うんご)寺および経文の刻まれた石室がある。
ぼう‐しつ【房室】
1 へや。室房。 2 夫婦の寝室。また、寝室でのまじわり。房事。 3 門跡(もんぜき)家で僧房の事務を扱う者。坊官。房官。 4 植物の子房の、胚珠(はいしゅ)の入っている部分。胞。 5 心臓の心...
ぼうしつかいきせい‐ひんぱく【房室回帰性頻拍】
⇒WPW症候群