あんてい‐そうさ【安定操作】
時価発行増資や時価転換社債の発行を行うときに、その株価の相場を安定させる目的で市場において行う一連の売買取引。また、その委託・受託。法令により、厳格な要件のもとでのみ認められている。
いちぶ‐そん【一部損】
地震保険の損害区分の一つ。居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段)の損害額がその建物の時価の3パーセント以上20パーセント未満の場合、または、全損・大半損・小半損に至らない建...
イー‐ブイ【EV】
《enterprise value》経営指標の一つで、株式時価総額に純有利子負債(金利をつけて返済する負債から、現金・預金などの流動性を引いた額)を加えた額。金融市場から見た企業全体の価値を表す...
えき‐だし【益出し】
企業会計で、時価が帳簿上の価格(簿価)よりも高い手持ちの有価証券を売って収益を計上すること。
エクイティー‐ファイナンス【equity finance】
新株の発行を伴う企業の資金調達。公募による時価発行増資や転換社債・ワラント債の発行によって株主資本の増加をもたらす資金調達。→デットファイナンス
オーバーローン【overloan】
1 銀行の貸し出し額が、自らの預金額を超えること。日本では、日本銀行からの借り入れに常時依存している状態をいう。貸し出し超過。 2 所有している不動産を取得するための借入金の残高が、その不動産の...
か【価〔價〕】
[音]カ(漢) [訓]あたい [学習漢字]5年 1 物の値段。あたい。「価格・価額/安価・原価・高価・市価・時価・代価・単価・地価・定価・売価・物価・廉価」 2 ねうち。「価値/真価・声価・評価...
かいあげ‐しょうかん【買上償還】
政府関係機関の資金により、時価で国債などを買い戻すこと。
かおく‐ぜい【家屋税】
家屋を課税物件として、その所有者に賦課されていた租税。昭和25年(1950)の税制改革によって市町村税の固定資産税に吸収され、時価を課税標準とする一種の財産税に変わった。
かがくきょうていほけん‐とくやく【価額協定保険特約】
火災保険における特約の一。火災前の建物と同等に復元する新築費・修築費や、家財を買い直す費用などが支払われるもの。通常の火災保険では、時価額を基準とした保険金しか支払われないので、元と同じものを建...