しょ‐せい【書生】
1 学問を身につけるために勉強をしている人。勉学中の若者。学生。 2 他家に世話になって、家事を手伝いながら勉学する者。
しょせい‐しばい【書生芝居】
⇒壮士芝居
しょせいっ‐ぽ【書生っぽ】
書生を軽んじていう語。しょせっぽ。
しょせい‐ばおり【書生羽織】
普通より丈の長い羽織。明治中期以後、書生が用いて一般にも流行した。
しょせい‐ぶし【書生節】
明治6年(1873)ごろからはやりだした流行歌。「書生書生と軽蔑するな、末は太政官のお役人」が原歌。
しょせい‐べや【書生部屋】
「書生2」のために充てられた部屋。多く玄関のわきに設けられた。
しょせい‐ろん【書生論】
理論や理想に走って、現実をわきまえない議論。
しょせっ‐ぽ【書生っぽ】
「しょせいっぽ」の音変化。「ホンの世間知らずの—だ」〈近松秋江・別れた妻に送る手紙〉