げつ‐や【月夜】
つきよ。
つき‐よ【月夜】
月のある夜。月光の明るい夜。また、月。月光。つくよ。
つきよ‐がらす【月夜烏】
月夜に浮かれて鳴く烏。また、夜遊びに浮かれ出る人のたとえ。うかれがらす。
つきよ‐たけ【月夜茸】
ツキヨタケ科の毒キノコ。ブナの枯れた幹に多数出る。傘は厚く、半月形に広がり、短い柄がある。上面は滑らかで黄茶色から暗赤色、下面は白色だが、暗所で見ると青白く光る。《季 秋》
月夜(つきよ)に釜(かま)を抜(ぬ)かれる
明るい月夜に釜を盗まれる。ひどく油断することのたとえ。
月夜(つきよ)に釜(かま)を抜(ぬ)く
⇒月夜に釜を抜かれる
月夜(つきよ)に提灯(ちょうちん)
不必要なこと、むだなことのたとえ。
月夜(つきよ)の蟹(かに)
《月夜には蟹は月光を恐れて餌(えさ)をあさらないので肉がつかないといわれるところから》やせて身のない蟹。転じて、中身のないことのたとえ。
つき‐よみ【月夜見/月読み】
「つくよみ」に同じ。
つきよみ‐の‐みこと【月読尊/月夜見尊】
日本神話で、黄泉(よみ)の国を脱出した伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が禊(みそぎ)をした際、右の目を洗って化生した三神の第二神。天照大神の弟で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の兄。月の神。夜の食国(...